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【掲載のお知らせ】月刊プロパティマネジメント取材記事
本特集では、不動産投資環境の変化──金利上昇や建築費高騰、取引市場の過熱化──を背景に、“ブランド”や“コンテンツ”といった異業種との融合によって、不動産の収益性と価値をどう高めていくかが問われています。当社はその文脈のなかで、「カルチャーと経済を融合した事業創造」や「コンテンツ×空間」による価値設計への取り組みについて取材いただきました。

Hiroshi Abe
9月4日読了時間: 2分


【第4回】HIを鍛えよう:「『こう?』という哲学 - 飲食店経営やプロジェクトで学んだ直感力の本質」〜直感力と視点、想起と芸術的衝動。今駆け抜けるAI時代の自立革命
飲食店経営やプロジェクトにおいて、成功する店舗や事業には必ず「こうじゃないと自分たちらしくない」という直感的な感覚=「こう」が存在しています。この「こう」は、数値化やマーケティング分析では捉えられない、生きた直感力であり、当事者の経験や想起、主体的な思いから生まれるものです。一方、マーケティング重視の店舗づくりではこの「こう」が曖昧になり、空間やサービスの整合性が失われ、フワフワした印象になりがちです。本記事では、AI時代にこそ求められる人間らしい「直感力」の意味と、その鍛え方を、飲食・エンタメ・不動産・AIの現場経験を交えながら具体的に考察。ビジネスパーソンが自らの思考と感性を見直すきっかけとなる内容です。

Hiroshi Abe
7月28日読了時間: 13分


コモディティ化を回避せよ:~日本人DJ×洋楽アーカイブ。「パティーナ大阪」ホテルと空間コンテンツ。ルイヴィトンとファレル。真正性への気づき~
パティーナ大阪「SONATA BAR & LOUNGE」で体験した、DJ・音楽文化を軸とした革新的な高級ホテル戦略。日本人DJ×洋楽アーカイブという文化現象に象徴される「節操のない(優れた)創造力」が、真正性と商業性のバランスを保ちながら新たな体験価値を創造している。
優れたDJは単なる音楽の再生者ではなく「文化の翻訳者」として、空間・場所・人・酒・時間を有機的に統合する。音楽が味覚に与える科学的影響や、日本酒の杜氏が古歌を歌いながら発酵を促進する伝統的智恵も、音と体験の深い関係を示している。
世界の高級・ライフスタイルホテル事例を分析すると、The Standard HotelsやAce Hotelsなどでは音楽プログラムを導入しているが、カペラホテルズのような最高級ブランドでの常設音楽空間は極めて稀だ。
現代の新世代旅行者は「手厚い重厚なおもてなし」から「ライトで哲学的な参加型体験」を求めている。大阪という「緩さ」を備えた風土で誕生したパティーナブランドは、日本独自の文化融合力が世界に示す「真正性への気づき」の象徴かもしれない。

Hiroshi Abe
6月12日読了時間: 21分


枝豆とシャブリと日本の異常な文化融合力(エディット力 ・アレンジ力)
この記事は、日本独特の食文化と文化融合力について論じた考察である。
筆者は枝豆とシャブリ、メザシとブラン・ド・ブランという異質な組み合わせから話を始め、和と洋の食材が持つ文化的背景の違いを超えて深層で響き合う現象を紹介している。さらに、するめとクレマン・ド・ブルゴーニュ、いかの塩辛とカヴァ、からすみとプロセッコなど、日本の食材と西洋の酒類の魔法的な組み合わせを具体的に提示している。日本人の食生活の多様性について、月曜はパスタ、火曜は卵かけご飯、水曜はタイカレーといった一週間の例を挙げ、これが世界的に見て異常なほどの多様性であることを指摘している。筆者が50カ国100都市を回った体験から、他国では自国中心の食文化が根強く、日本のような「無節操な雑食性」は存在しないと述べている。
カレーパンや焼きそばパンなどの日本オリジナルの惣菜パンが海外で人気を博していることや、日本人によるフランスパンやクロワッサンが世界一美味しくなったという例を通じて、日本の優れたアレンジ力を論証している。最終的に、日本は一般市民がアクセスできる食の多様性と質において世界一のグ

Hiroshi Abe
6月9日読了時間: 6分


テスラ社イーロンマスクが仕掛けるスマートホームに関する最新情報:シンギュラリティ時代に見出す文化的な生活と本質的な豊かさ。デジタルとアナログの美しい共存とライフスタイル
テクノロジーの進化は、専門家の予測をはるかに超える速度で加速しており、シンギュラリティ(技術的特異点)が現実となる日は、もはや遠い未来の話ではありません。個人の価値観やライフスタイルに合った、多様な住まいの選択肢が求められるようになります。

Hiroshi Abe
4月30日読了時間: 25分


Part-2【東南アジア市場への視点~活況を呈するフィリピン・マニラ~】変化を恐れず、世界が熱視線を送る新たな市場に挑戦する。
私がフィリピン、特にマニラに注目するのは、決して直感的な判断ではありません。近年、世界経済の舞台でフィリピンの存在感は確実に増しており、特にマニラの市場は成長のエンジンとして、世界中の投資家から熱い視線を集めています。

Hiroshi Abe
1月15日読了時間: 6分


Part-1【東南アジア市場への視点~活況を呈するフィリピン・マニラ~】変化を恐れず、世界が熱視線を送る新たな市場に挑戦する。
中国から東南アジア圏への新たな潮流を感じ始めたのは2014-15年頃でした。その頃から、中国経済の活力低下を予感していましたが、その後のパンデミック、不動産バブル、地方行政の混乱を経て、2022年からは遂に人口減少期に突入しています。

Hiroshi Abe
1月14日読了時間: 3分


世界の都市・ローカル市場(タイ・バンコク)
クローントゥーイ市場 世界中の都市を訪れたとき、私は地元食材が豊富なローカル市場を訪れることが多くあります。その中でもタイのバンコク訪問で立ち寄ったのが、クローントゥーイ市場という、バンコク最大規模かつ常設のローカル市場でした。 (今回「ですます調」で書いてます) この市場はまさに東南アジアの食材市場というイメージそのもの。地元の多種多様な食材が一堂に会している光景は、そのままタイ・バンコク食文化のエネルギーを感じることができました。 市場内は、広大な敷地に野菜、果物、魚介類、動物の食肉、調味料など、食材の種類ごとにエリアが分かれています。日本人には馴染みのない食材も多く、グロテスクな肉片がコミカルに乱雑に陳列されているところも散見されました。血と肉が踊る生々しい環境には少し危険な気配が漂っていて、それは日本の市場とは異なる、タイ王国が持つ食文化の懐の深さが表れています。 私が興味津々なのは、食材の種類、陳列方法そして販売価格などはもちろんのこと、この市場に訪れる地元住民、専門業者、料理人そして屋台店主など、それら人々の表情やしぐさ、会話を観察す

Hiroshi Abe
2023年12月9日読了時間: 3分
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