昨日はジョージ・ハリスンの命日だった。
2001年11月29日(58歳没)
もう、22年も経っている。
ロサンゼルスで死亡したとのこと。
診断書には「転移性非小細胞肺がん」が死因と記載されていたようだ。
当初の死亡診断書には、ビバリーヒルズのコールドウォーター・キャニオン・ロード1971で死亡したと記載されていたようだが、後に、虚偽の場所だったことが判明したという。
ロサンゼルス地方検事局が捜査を開始したところ、本当の場所は、現在はマッカートニーが所有しているロサンゼルスの家であることが判明したとのこと。その後、代替の死亡診断書が発行されたよう。
ジョージ・ハリスンの遺灰はハワイに運ばれた後、非公開の儀式でガンジス川に散骨されたという話が報道されたが、インド国内の関係者はこれらはメディアの作り話だとしている。
ジョージ・ハリソンがビートルズ解散後、初ソロアルバム「AII Things Must Pass」を発表したのは1970年11月27日。
このLPレコード3枚組(CDでは2枚組)のスタジオアルバムは全英・全米ともに1位を記録した。彼のソロ・キャリアにおける代表作となった。
現代では全英・全米ともにアルバム1位といってもピンとこないが。
All Things Must Pass 50th Anniversary (Official Trailer)
2023年11月2日に、例のビートルズのラストソング「ナウ・アンド・ゼン」(Now and Then)が、ビートルズ最後の新曲としてシングル盤で発売されていた。
ジョン・レノンが1970年代後半に書いた曲が家庭用カセットテープ・レコーダーでデモ・レコーディングされていたものを、AI技術によってレノンのボーカルや楽器のノイズを分離し、音源を洗練してレコーディングされたものだ。
この時代の音楽とは、ロックとは、歌って演奏するとはそもそも何だ?というような不思議で良好なインパクトをシーンに与えているような気がする。
ちなみに、カセットテープとカセットテープレコーダーは、アナログレコード盤の人気復活と同様に現代で再燃している。デジタル処理された音源は0と1で整理されてコード化されてしまうが、音と周波数その他人間の耳に届く波は、0と1の間にはたくさん存在している。生音の方が深みがあるように聞こえて、心に優しく響くのはそのせいだろう。
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