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  • 執筆者の写真Hiroshi Abe

アナログ35mmフィルム(ex.クリストファーノーラン)

クリストファー・ノーラン監督作品『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』アナログの35mmフィルム版を109シネマズプレミアム新宿で上映している。


ワーナー ブラザース ジャパンが、ワーナー・ブラザース創立100周年を記念して、12月1日〜21日の間、「109シネマズプレミアム新宿」にて、アナログ35mmフィルムで特別上映となっている。「109シネマズプレミアム新宿」は、35mmフィルムの映写機を導入し、音響監修を故・坂本龍一さんが手掛けたことでも話題を呼んだ劇場だ。


フィルム撮影にこだわるノーランにとってはフィルムスタイルの上映が最も望ましいはず。そして、デジタルネイティブの若者世代には、このアナログフィルムの映像はとても新鮮に映ると思う。


クリストファー・ノーラン監督作品『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』アナログの35mmフィルム版
Directed by Christopher Nolan.

「アナログ」絡みでもうひとつ。


富士フィルムのインスタントカメラがデジタルネイティブの若者たちに人気のようだ。


富士フイルム、チェキの売上高1500億円に 来期

10年で3倍超 若者がアナログ感支持


富士フイルムは2025年3月期にインスタントカメラ「チェキ」事業の売上高を23年3月期比約15%増の1500億円にする。15年3月期と比べると3倍超となる目標で、4期連続で過去最高の更新を目指す。写真をプリントする「不便さ」が、スマートフォンに慣れ親しんだ若者にとって新鮮な体験となっており、需要をさらに開拓する。(日本経済新聞 2023年12月5日 20:02 [会員限定記事]より引用)


記事にもあるが「不便さ」が若者世代に刺さるのは、アナログレコードも、カセットテープも同じようなことだろうと思う。


タイパ!、タイパ!、コミュニケーションコスト!と利便性を急かされ、互いに正しさばかりを追求し合う昨今において、若者のカルチャーが逆行している現象の一つと言えるのかもしれない。


最近、80年代当時のエッセンスを配合して融合したファッションや音楽も、たくさん出てきている。それらを見ていると、懐かしさはもちろんあるけれど、素直に楽しい気分になるのは何故だろうか。また、その辺のファッションや音楽についてもブログに備忘録的に書いておきたいなと思う。





タイパやコミュニケーションコストを指針に実践することが悪いとは思わない。それが好きな人、それが向いている人も大勢いるので好き勝手にやった方がいい。デジタルで生成されたものこそ最高だという人もいる。価値観は人によって様々ある。


AIはこれから数年間で何千倍にも計算能力が進化し、いわゆるシンギュラリティを向かえてゆく。それにつられて、まるで自分が時間さえもコントロールできる新しい人間になっているかのような錯覚に陥る人たちもいるだろう。しかし、人間の細胞や身体が物理的に進化するわけではないことは覚えておかねばならない。


話は「アナログ」に戻るが、アナログには生々しい振動があるということ、そして、人間が求めるものは、根源的にはそれほど変わっていないということを、少し意識しておいても良いのかもしれない。

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